はじめまして、エヌプロです。
看護師免許取得を目指して、試験勉強や実習、卒論などで日々奮闘されていることと思います。本当にお疲れ様です。
その一方で、就職活動も進んでいませんか?看護師という職業は常に需要が高く、特に新卒の方には就職のチャンスが比較的多いという利点があります。しかし、肝心なのは「どの科・どの病棟に配属されるか」です。内科、外科、ICU、療養病棟など、さまざまな領域があり、面接などで希望を問われることもあります。
この記事では、はじめて職場が決まる段階で「どの配属を希望すればいいか」を考えるためのヒントをお届けします。少しでも、あなたの進む道を選ぶ手助けになれば嬉しいです。
私としては手術室一択推しです。
配属先希望を決める際に考えたいこと
配属先を考えるとは、すなわち「自分が関わりたい領域は何か」「どのような看護を提供したいか」を思い描くことでもあります。特に最初の2〜3年は看護師としての土台を作る期間になるので、この時期をどう過ごすかはとても重要です。
以下は、自分らしい配属を見つけるためのステップです。
① 人に相談してみる
仲の良い友人や実習を一緒にした同期など、周囲の人と配属の話をしてみましょう。話すことで、自分でも気づいていなかった興味が見えてくることがあります。ただし、友人と同じ配属になることを第一に希望するのではなく、自分自身の興味を重視することが肝心です。
私の場合ですが、最初は精神科も良いなと思っていました。しかし、実習中の面談で教授から「あなたは人に付け込まれる気質がある。だから精神科には行かない方が良い。」と言われました。
たしかに精神科の実習は変な大変さを抱えている部分がありました。これを気に精神科を希望しなくなりましたが、今となっては精神科看護師の友人の話を聞いていると同じようには働けないなと思ったので面談して良かったと思います。
② 実習・テストで手ごたえを感じた分野を振り返る
実際に実習をしてみて「楽しかった」「成績が良かった」「興味を持てた」と感じた分野は、あなたにとって親しみがある可能性が高いです。最初の配属先を選ぶ際には、この経験が自分の強みにもなります。
③ 映画・ドラマ・書籍の影響も意識してみる
医療ドラマや看護を題材にした作品がきっかけで、将来の方向性を思い描くこともあります。どんな看護師をかっこいいと思ったか、どの場面に感動したか──そういった記憶も、自分の興味を知る手がかりになります。
私は「神様のカルテ」が小説の時から大好きで将来はターミナルケアをやりたいと思い職場を決めました。そういう職場選びの仕方もありだと思います。
まとめ
新卒の最初の配属先は、看護師としての基盤を築く期間を過ごす場所になります。 自分の興味・強み・経験を振り返って希望を考えること。 他人と比べず、自分にとって続けやすそうな領域を見つけることが大切です。
私自身、最初は手術室に配属されて試行錯誤の連続でしたが、それも自分を成長させる経験となりました。ミスも多く、悔しい思いをした日もありましたが、一年、二年と積み重ねていくうちに少しずつ自信がつき、今では後輩指導や医療安全の仕事も任されるようになりました。
このブログでは、看護師としてキャリアを築くヒントや実践のコツも紹介しています。他の記事もよろしければご覧ください。

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