どうも!
手術室看護師ブロガーのNプロです。
今回は手術室で9年働いている私が手術室看護師の基本装備をご紹介いたします。
この記事を読むと手術室で働く時の基本的なアイテムが分かります。
そのため、手術室1年目の人でも「とりあえずこれ持っておけば安心」となります。
みんな色々な経験をして、自分なりに身に付けるアイテムが変わっていくので
この記事に書いてあることをベースに職場環境にあったアイテムを身に付けると良いでしょう。
1.手指消毒剤
まず最初に紹介するのは手指消毒剤です。
現在のコロナ禍では一般の方々にも馴染みのあるツールですね。
お店の入り口に設置されているのを見かけるようになりました。
手術室看護師は基本的に持ち歩くことになるため小さいサイズのものを使用します。
以下のように色々な種類のものがあります。
液の性状 | ボトルの形状 | ボトルのサイズ |
ジェルタイプ | ポンプ式 | ~約250ml |
液状 | スプレー式 | ポケットサイズ |
私はジェルタイプのポンプ式のものを使用します。
何回も消毒しているとジェルの成分が残るのか、手がベトベトしてくるため手を洗う羽目になるのが難点ですね草
中には手の平サイズの商品もあるみたいで初めて見た時にはびっくりしました。
2.ハサミ
次に上げるのがハサミです。
手術室によっては部屋置きの筆記用具と一緒に置いてあったりしますかね。
こだわりのある人は手術器材である直剪刀を個人持ちしている人も見かけますね。
緊急手術では患者さんの衣服を切るなんてこともあるかも知れません。
そのほかにもテープなどを加工することもあり何かと持っていると便利なグッズです。
ただハサミは鋭利物です。
誤って患者さんを傷つけてしまわないように注意しましょう。
先端にガードが付いている医療従事者用のハサミもあります。
そういったものを活用するのも1つの手ですね。
3.ボールペン
ボールペンは必須中の必須ですね。
これないと仕事できません草
みなさんはどの製品を使っていますか?
私はJET STREDMの3色ボールペンを愛用しています。
これがなかなか書きやすくて周りのスタッフでも愛用している人がいます。
ボールペンは黒一色ではなく3色はあるといいですね。
赤や青は注意書きに使えますからね。
ドクターに貸したら帰ってこないなんてのは看護師あるあるです草
4.マジックペン
業務をしているとバイアルのシール部分やシリンジに文字を書くこともあるかと思います。
あれはボールペンでは書けませんよね。
そんな時に必要になるのがマジックペンかなと思います。
マジックペンは病院によっては部屋置きになっていることもありますね。
100均に売っているマジックインキの細いものを私は愛用しています。
細さが程よくて滲まないので書きやすいです。
ちょっとした安全管理なのですが患者さんの名前やIDは個人的にはラベルを活用することをオススメします。
手書きではどうしても書き間違い、読み間違いに繋がって、しなくてもいいインシデントにつながるためです。
その点、ラベルの文字はハッキリと印字されていてデータはカルテから連動して発行されているので間違いが少なくなります。
みなさんも手書きとラベルを上手く活用しましょう!
5.ポケットオーガナイザー
最後にご紹介するのはポケットオーガナイザーです。
言葉にすると「ん?」って感じかもしれません。
ポシェットみたいなやつです。
製品によってさまざまなサイズ、仕様があって使い方は自由です。
個人的には手指消毒剤が入れられて、ペンやハサミなどの小物が入る、なるべく小さいサイズのものがいいと思います。
人によっては企業から無料で配布される手指消毒剤やドレーンのポーチにペンとか入れてる人もいますよね草
オーガナイザーがあるからといって、荷物が多くなってしまうのは注意しましょう。
6.まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介したのは以下のアイテムです。
1.手指消毒剤
2.ハサミ
3.ボールペン
4.マジックペン
5.ポケットオーガナイザー
今回は割と基本装備の部分を紹介しました。
人によってはこの他にも基本的に持ち歩いているものがあると思います。
「私はこれを持ち歩いています」と言うものがあったらTwitterなどに書き込みをお願いします。
明日も楽しくオペ看をやりましょう!
それでは読了ありがとうございました。
コメント