はじめに
オペ室ナースとして数年働くと、基礎的な流れは分かっていても、新しい術式や医療機器のキャッチアップが課題になります。
さらに後輩の指導やカンファレンスでの発表も増え、知識を整理しておく力がより一層求められます。
そんな中で私が取り入れたのが ChatGPT。
ここでは、中堅ナースとして「自己学習」にどう役立ったのかを体験談形式で紹介します。
ChatGPTで自己学習をしてみたシーン
① 新しい術式の理解が早い
新規導入された術式を効率的に把握したいとき、ChatGPTに
「胸腔鏡下肺切除術の流れを、外回り看護師視点で整理して」
と依頼すると、役割別に要点をまとめた回答が得られました。
👉 書籍を読む前に全体像をつかむことで、理解のスピードが段違いに上がりました。
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② 既存知識の整理とアップデート
中堅になると「知っているつもり」の知識が多くなります。
ChatGPTに「心臓外科手術で循環器内科と視点が違うポイントを説明して」と質問すると、
自分が見落としていた視点に気づかされました。
👉 既存知識を整理し直すのに最適で、教育やディスカッションでの発言の深みも増しました。
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③ 後輩指導の準備にも活用
後輩に難しい内容を説明するとき、ChatGPTに
「人工心肺を新人ナース向けに分かりやすく説明して」
と依頼すると、例え話を交えた説明を提示してくれました。
👉 そのままではなく、自分の経験を加えて説明すると、後輩の理解度が一気に上がりました。
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④ 勉強ノートの効率化
ChatGPTに要点を抽出してもらい、それをベースに自分の経験や施設ルールを追記してノート化。
これまで30分かかっていた作業が 10分程度で下書き完成 → 加筆して完成、という流れに。
👉 結果的に「勉強が続きやすい環境」を作れました。
ChatGPTを使うメリット(中堅ナース視点)
- 限られた時間で効率的に学習できる
- 既存知識を体系的に整理できる
- 教育・指導にそのまま活かせる
- 「作業」ではなく「対話形式」だから勉強が続けやすい
注意点・デメリット
- 誤情報の可能性 → 医学書やマニュアルで必ず裏取りが必要
- 病院ごとの独自ルールには非対応 → 器械配置やローカルルールは自分で反映必須
👉 ChatGPTは「正解をくれる先生」ではなく、学習を効率化する相棒として使うのが正解です。
まとめ
中堅オペ室ナースがChatGPTを活用すると、
自己学習の効率化 × 後輩指導の質向上 を両立できると実感しました。
日々の業務に追われる中でも学びを続けたい人にとって、ChatGPTは頼れるサポートツールになるはずです。
